「ぎゅうぎゅう駅員」の遊び方と、物理まかせのしくみ
乗客を担いで投げ込み、時間切れで 300 km/h 発車。発車後は乗客も電車も踏切のトラックも全部が物理シミュレーションで、何が起こるかは乗せた人数しだい。遊び方と、スコアと吹っ飛ばす力のしくみを解説します。


どんなゲーム?
「ぎゅうぎゅう駅員」は、駅員になってホームの乗客を担ぎ、電車に投げ込む 3D のブラウザゲームです。駅は 3 つ(始発・学園前・商店街)。時間切れになるとドアが閉まり、電車は時速 300 km で次の駅へ走ります。発車後に何が起こるかを決めるプログラムはなく、乗客も電車も踏切のトラックも、全部が物理シミュレーション(剛体の衝突)の結果です。
乗せた人数が多いほど「重い電車」になり、道中のトラック・バス・牛・ドラム缶を遠くまで吹っ飛ばします。乗客を投げ入れた数と、ぶつけて飛ばした物の数がそのままスコアになる、ネタのゲームです。
遊び方
- 「始発を出す」を押すと、駅のホームに立ちます。画面の左半分がスティックで、駅員が歩きます。
- 乗客に触れると自動で担ぎます(3 人まで積めます)。右半分をタップすると、いちばん近い開いているドアへ向けて投げます。長押しすると山なりに遠くへ飛びます。
- ホームには邪魔者が出ます。酔っ払いにぶつかると担いだ人を落とし、駅長は投げた乗客を受け止め、鳩は驚いて飛び、駆け込み乗客はドアに突っ込みます。駅が進むほど邪魔のレベルが上がります。
- OL の後ろに張り付く痴漢が出たら、近づいてタップするとぶん殴って 300 m 先まで飛ばせます。1 人 500 点で、さらに次の発車から最高速が 10 km/h 上がります。
- 残り 5 秒で発車ベルが鳴ります。時間切れでドアが閉まり、乗客を挟んだまま 300 km/h で発車。踏切のトラックやバス、線路の牛、ドラム缶を吹っ飛ばしながら走り、走行中は「汽笛」ボタンで 1.2 秒だけ吹っ飛ばす力が 2 倍になります。
- 3 駅目を走り終えると結果の画面です。もう一度遊べて、結果を X に貼れます。
スマホ縦持ちが基本です。パソコンでは WASD か矢印キーで歩き、マウスの右半分のクリックで投げます。インストールは要りません。
しくみ
発車後は物理まかせ
電車の中の乗客は 1 人ずつ剛体で、ドアを閉めても天井や壁に挟まれたまま運ばれます。段差で跳ね、カーブで片側に寄り、坂で崩れます。「何人乗っていると脱線する」といった判定は書いていません。結果の見出し(大暴走・ぎゅうぎゅうのまま到着・乗客をばら撒きながら走行 など)は、走り終えたときの状態を観測して付けています。
混雑率と吹っ飛ばす力
混雑率は、乗っている人数を定員で割った値です。吹っ飛ばす力は 1.5 + 3 × 混雑率で決まり、空の電車が 1.5 倍、定員の 2 倍を詰めると 7.5 倍になります。トラック(350 kg)やバス(1,200 kg)に当たると、この力に応じて前と上へ弾き、ぶつけた回数と力がそのまま点になります。電車は走行中、何をぶつけても速度が落ちず脱線もしません(ネタのゲームとして割り切っています)。
スコア
投げ入れた 1 人 100 点、終点まで車内に残った 1 人 100 点、吹っ飛ばした物 1 つにつき 200 点 × そのときの力、痴漢 1 人 500 点。3 駅のどこでも横転しなければ合計が 1.5 倍です。ベストスコアは端末のブラウザにだけ保存します。
邪魔者のレベル
始発は邪魔レベル 1、学園前は 2、商店街は 3。撮り鉄が立つドアの数、周期で閉まるドア、酔っ払い・駅長・鳩・駆け込み乗客・痴漢の人数が駅ごとに増えます。
作り方
- 3D の表示は three.js、物理は cannon-es。電車・乗客 20 種・駅員・トラック・バス・牛・ドラム缶は Blender で作りました。
- 効果音と BGM はブラウザの WebAudio で合成しています(素材は使っていません)。
- サーバーも解析ツールもなく、ベストスコアだけ端末に保存します。