新NISA 積立シミュレーター
毎月の積立額と、想定する1年あたりの利回りと、積み立てる年数を入れると、新NISAで積み立てたお金が何年後にいくらになるかを計算します。あわせて、同じ増え方を課税口座でした場合に引かれる税金(つまり、NISAで非課税になる額)も出します。計算はこのページの中だけで行い、入れた数字はどこにも送りません。
計算する
- 積み立てた元本
- 0万円
- 最後の評価額
- 0万円
- 増えた分(運用益)
- 0万円
- 非課税になる税額
- 0万円
- 元本
- 増えた分
- 元本を下回ったときの評価額
年ごとの表を見る
| 時点 | 元本 | 評価額 | 増えた分 |
|---|
この計算でわかること
積立の計算で知りたいのは、たいてい次の3つです。いくら積み立てることになるか(元本)、最後にいくらになっているか(評価額)、そして増えた分のうち、ふつうの口座なら税金でいくら引かれていたか、です。NISAは、この最後の税金がかからない口座です。
たとえば、毎月3万円を年3%で20年積み立てると、元本は720万円で、20年後の評価額は約983万円です。増えた分の約263万円に、ふつうの口座なら20.315%の税金がかかり、約53万円が引かれます。NISAなら、この約53万円が手元に残ります。
同じ毎月3万円・20年でも、利回りが変わると結果は大きく変わります。
| 利回り(年) | 元本 | 20年後の評価額 | 増えた分 | 非課税になる税額 |
|---|---|---|---|---|
| 1% | 720万円 | 約797万円 | 約77万円 | 約16万円 |
| 3% | 720万円 | 約983万円 | 約263万円 | 約53万円 |
| 5% | 720万円 | 約1,222万円 | 約502万円 | 約102万円 |
利回りが1%から5%に上がると、増えた分は約6.5倍になります。積立の結果は、元本よりも「何%で何年回したか」で決まる部分が大きい、ということが表から読めます。
新NISAの決まり(2024年からの制度)
2024年1月から始まった今のNISAには、2つの枠があります。計算で使っている上限は、次の表の数字です。
| つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
|---|---|---|
| 1年に買える額 | 120万円 | 240万円 |
| 2つの枠を合わせた1年の上限 | 360万円(併用できる) | |
| 生涯で持てる額(非課税保有限度額) | 1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで) | |
| 非課税で持てる期間 | 無期限 | |
| 買えるもの | 長期の積立・分散投資に向く、決められた投資信託 | 上場株式・投資信託など(一部は対象外) |
| 始められる年齢 | 18歳以上 | |
生涯の上限の1,800万円は、今の値段ではなく「買ったときの額」で数えます。値上がりして評価額が1,800万円を超えても、それで枠が減ることはありません。また、売ると、売った分の買ったときの額だけ、翌年以降に枠が戻ります。
このページでは、毎月の積立額が年120万円(毎月10万円)を超えるときは、超えた分を成長投資枠で買う前提で計算しています。年360万円(毎月30万円)を超える額を入れたときは、毎月30万円に直して計算します。
計算のしかた
毎月の初めに積み立て、毎月増える
毎月の初めに積立額を買い、その月のあいだに増えると考えます。月ごとの増え方は、1年の利回りをそのまま12で割るのではなく、12か月続けたときにちょうど1年の利回りになる値を使います。年3%なら、1か月あたり約0.247%です。12で割った0.25%で計算すると、1年で3%より少し多く増えてしまうためです。
生涯の上限に届いたら、積み立てを止める
元本の合計が1,800万円に届いた月で積み立てを止め、そこから後は持っている分だけが増える計算にしています。たとえば毎月10万円なら、ちょうど15年で1,800万円に届きます。年3%なら15年後の評価額は約2,268万円で、そのまま30年目まで置いておくと約3,533万円になります。
税金は、増えた分の20.315%
ふつうの口座(課税口座)では、売って出た利益や分配金に20.315%の税金がかかります。内訳は、所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%です。「非課税になる税額」は、最後の時点で増えた分に20.315%をかけた額です。実際の課税口座では、分配金が出るたびに税金が引かれる場合もあり、その分だけ増え方が少し変わりますが、ここでは最後にまとめて売る前提の目安にしています。
数字を入れるときに気をつけたいこと
- 利回りは約束されていません。投資信託の値段は毎年上がったり下がったりします。この計算は「毎年同じ利回りで増え続けた場合」なので、実際の結果とは必ずずれます。0%や、マイナスの利回りも入れてみると、幅がつかめます。
- 手数料を引いた数字を入れます。投資信託には、持っているあいだ毎日引かれる手数料(信託報酬)があります。年0.1%の手数料の投資信託で年3%を想定するなら、2.9%と入れるのが近い計算です。
- NISAの損は、ほかの利益と相殺できません。課税口座どうしなら、損と利益を通算したり、損を翌年以降に繰り越したりできますが、NISA口座で出た損はその仕組みの外です。
- 制度は変わることがあります。上の表は2026年11月2日に確かめた時点の内容です。口座を開く前に、金融庁のNISAのページで最新の決まりを確かめてください。
この道具は、どの商品を買うとよいかを勧めるものではありません。毎月いくらなら無理がないか、何年続けるとどのくらいの差になるかを、自分の数字で見比べるためのものです。投資のことは、最後はご自身で判断してください。
出典
- 金融庁「NISA特設ウェブサイト」(年間投資枠・非課税保有限度額・非課税保有期間・対象年齢・枠の再利用)
- 国税庁「No.1463 株式等を譲渡したときの課税(申告分離課税)」(所得税15%・復興特別所得税・住民税5%)
- 計算の例の数字は、このページの計算で出したものです(毎月の初めに積立・月ごとの複利)。